沼ノ端第2埋め立て処分場造成完了 来月下旬運用開始へ 工期短縮、コスト削減も

10月下旬以降に新たに運用開始となる沼ノ端第2埋め立て処分場

 苫小牧市は29日、ごみの焼却灰を処分する「沼ノ端第2埋め立て処分場」の造成工事が25日に終わり、10月下旬以降に運用を始められることを明らかにした。現在の処分場の埋め立て容量の限界が迫っていたための対応。当初は2021年4月からの運用を目指していたが、工期を半年間短縮でき、コストダウンにもつながった。

 29日の市議会一般会計決算審査特別委員会で、竹田秀泰氏(新緑)の質問に答えた。

 新処分場は沼ノ端クリーンセンター敷地内の現在の処分場北側に造成し、燃やせるごみの焼却灰を埋め立て処分する。近年のごみの減量傾向を踏まえ、現処分場の半分程度の大きさで、広さは1万5730平方メートル、埋め立て容量は8万9500立方メートル。12年間以上の活用を想定している。

 工事は18年度から3カ年かけて進める計画だったが、処分場に浸透した雨水を水質に適合させて処理する浸出水処理施設について、使わなくなった旧資源化センターの建屋を利活用するなどして工期を圧縮した。当初15億円程度を見込んでいた総事業費も、約11億7000万円まで削減した。現処分場の延命を図るため、焼却灰の一部をセメント化して資源物にする措置を市外の民間事業者に委託していたが、これも想定より1億円ほどコストが圧縮できたという。

 今後は現処分場の容量の限界まで利用した上で新処分場に切り替える考えで、10月下旬からの運用開始を予定している。環境衛生部は新処分場について「これから12年間以上、埋め立て処分場として機能を果たせるよう適切に運用したい」と説明している。

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