チアフル3周年イベントで特別講師―オリンピアンが直接指導

チアフル3周年イベントで特別講師―オリンピアンが直接指導
子供たちに体を存分に動かす楽しみを伝えた田原さん=アブロス沼ノ端スポーツセンター

 苫小牧市内で幼児向け体操教室を展開するチアフルがこのほど、苫小牧市のアブロス沼ノ端スポーツセンターで開講3年目を記念したイベントを行った。2018年平昌冬季五輪フリースタイルスキー男子エアリアル日本代表の田原直哉さん(39)を招いた特別教室を企画。2歳から小学3年生までの会員、一般の77人がオリンピアンと触れ合いながら楽しく体を動かした。

 イベントでは入念に新型コロナウイルス感染防止策を実施。参加した子どもや保護者ら会場入場者の事前検温やチェックシート記入、使用器具の消毒などを徹底し、4回に分けて参加者を指導した。
 器械体操の日本代表経験もある田原さんは主にマットを使って前転や壁倒立、バック転などを参加者の体力や技量に応じて丁寧にアドバイス。各教室の最後には空気で膨らませたトランポリン器具上で後方伸身1回ひねりなど大技を披露して会場を沸かせた。参加した鈴木はるちゃん(6)は「高く飛び跳ねるところがすごかった」と笑顔を見せた。
 チアフルの小堀由貴指導責任者が日本体育大体操部時代に田原さんの先輩だったことが縁で実現したイベント。小堀さんは「チアフルのためならとトレーニングの合間に長野から駆け付けてくれた。常に笑顔で親身になって子どもたちと接してくれた」と感謝する。
 田原さんは「みんな積極的にアドバイスを聞いてくれた。素晴らしい才能を秘めている子供たちばかり。何か一つでも熱中できるスポーツや趣味を持って、運動を楽しく続けてほしい」と話していた。

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