苫小牧沿岸のスケトウダラ刺し網漁が1日に解禁され、2日未明に苫小牧港・西港漁港区で初水揚げされた。初日は漁船1隻で約2トンを水揚げ、卸売価格は1キロ当たり49円と前年比4円高。漁は12月ごろに最盛期を迎える見込みだ。
1日未明、豊栄丸(中野勇船長)が苫小牧沖約25キロ、水深310~400メートルの海域に刺し網を仕掛けた後、同日午後7時ごろ出漁。2日午前1時前に同漁港区で約2トンを水揚げした。
昨年度は年間を通じて不漁だったが、初日は漁船3隻で水揚げ量が30トンを超えていた。函館水産試験場の9月調査によると今年、胆振海域は水温が高めで魚群が岸寄りしておらず、出足の苦戦が懸念されていた。
中野船長(67)は「まだ全然駄目。海面水温も21度と高かった」としつつ「(魚体に)卵が入ってくれば漁も価格も回復してくると思う」と話した。
苫小牧沿岸のスケトウダラは冬漁の主力で、卵を加工したタラコが特産品として重宝されている。
















