新規感染者増加に警戒感 道民に注意呼び掛け 知事が定例会見

新規感染者増加に警戒感 道民に注意呼び掛け 知事が定例会見
道内の感染状況を詳細な数字を挙げて説明した鈴木知事=2日午後、道庁

 鈴木直道知事は2日の定例記者会見で、道内の新型コロナウイルス感染状況について、「新規感染者が2桁の日が続いている。高い警戒感を持って注視しなければならない状況」としながらも、道が5段階に分けて設定している警戒ステージに関しては「直ちに引き上げる段階にはない」との認識を示した。

 現在の道内の感染状況は「警戒ステージ1」だが、「警戒ステージ2」へ移行する目安の7指標のうち、直近1週間の新規感染者数(119人で目安は107人)など4指標が上回っている。知事は「指標の中で特に重要だと考えているのは病床の状況。ステージ2の目安は150床だが、現在は96床でこれを下回っている」と説明したほか、重症者用病床も目安は15床だが「ゼロの状況になっている」と述べた。

 ただ、1日から国の観光支援策「Go To トラベル事業」の対象地域に東京都が追加されたことなどを挙げ、「人の動きが活発になる。より一層警戒感を高めていかなければならない」と強調。「次のステージに移行させない」ために、感染リスクを高めやすい場面として(1)飲酒を伴う懇親会(2)仕事後や休憩時間(3)集団生活(4)激しい呼吸を伴う運動(5)屋外での活動の前後―の5点を示し、道民に改めて注意を呼び掛けた。

 また、官製談合防止法違反容疑で上川総合振興局の主査が逮捕されたことについては「コロナで道民にさまざまなお願いをし、一体となって対策を取り組む中で職員がこのような事件を起こした。道民の負託を受けた知事として、責任を痛感している」と陳謝。今月中に全職員を対象とした公務員倫理研修を改めて実施することを説明し、「綱紀粛正についてさらなる徹底を図り、道民の信頼回復に向けて取り組みを進める」との姿勢を示した。

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