新型コロナウイルスの流行に伴い各学校で主要行事の中止が相次ぐ中、苫小牧市内の高校では代替の体育祭が行われ、生徒たちが久しぶりに競技を楽しむ光景が広がっている。文化祭の要素を組み合わせた学校もあり、各校ともコロナ対策を意識ながら競技に挑んだ。
苫小牧東高校は今年、学校祭(7月)や体育大会(8月)がいずれも中止。代替として1、2の2日間、生徒会執行部が企画した秋季体育大会を開催した。
競技はバレーボール、ソフトテニス、キックベースの3種目。女子キックベースの試合では、ヒットが出ると歓声が上がり、生還した生徒とはハイタッチに代わって拳を突き合わせながら喜びを分かち合った。
3年生の尾形侑香さん(18)は「クラスで団結する機会がなかったので、この行事が企画されてうれしい」と笑顔を見せた。
また、例年は学校祭に行っていたクラスTシャツコンテストや○×クイズ大会なども開催し、盛り上がった。
この大会が生徒会長として最後の仕事になった熊谷大地君(18)は「各委員会や先生たちの協力で実施できた。東高全体で作りあげた行事」と述べ、はつらつとプレーする級友の姿に「実施できてよかった」とほっとした表情を見せた。
市内の多くの高校は毎年8、9月に体育大会や球技大会を開催しているが、今年はコロナ禍で中止や延期に。各校では生徒の親交を深め、高校生活の思い出づくりにつなげようと、代替行事を企画。苫小牧南高校は1、2、5日、苫小牧西高校も2日に学校行事を開催した。このほか、苫小牧総合経済高校と苫小牧工業高校は今後行事を計画している。
















