患者への接し方学ぶ 認知症サポーター養成講座開く-なごみの森

患者への接し方学ぶ 認知症サポーター養成講座開く-なごみの森
正光寺で開かれた養成講座

 苫小牧市のボランティアサークル「なごみの森」(丹波佳奈代表)は9月30日、市内高砂町の正光寺で認知症サポーター養成講座を開いた。会員ら約20人が受講し、講師の市認知症地域支援推進員の伊藤靖代さんが、自身の経験談を交え、認知症患者に対する接し方や知識を伝えた。

 同講座は通常、講師の資格者などでつくる苫小牧キャラバン・メイト連絡会(事務局苫小牧市)が中心となって開いている。今回は平日の日中に受講できない人のためにと、同サークルが午後6時半から開いた。

 講座で伊藤さんは、認知症の中核症状や脳各部の働きについて説明。認知症の人への声掛けなどについては「驚かせない」「せかさない」「自尊心を傷つけない」の三つを心掛ける必要性を訴えた。

 また認知症の症状が起こると、当人は自信を失ったり不安になり、孤立、孤独感に陥るが「周囲の助けがあれば症状は落ち着く」と強調。認知症の人は、忘れていくことへの不安を抱えているため「大変さを理解し、優しい気持ちで接するように」と伝えた。

 同サークルの三浦芳裕さんは「認知症の人は患者である前に人であり、愛情を持って接することが大切と感じた」と理解を深めていた。

 講座後、認知症をテーマにして描かれた絵本の読み聞かせ、シンガー・ソングライターのかんばやしまなぶさんのライブが行われた。

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