白老町は4日、駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)でフリーマーケットを開き、掘り出し物を買い求める人たちでにぎわった。
アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業に合わせ、町が7月からポロトミンタラで毎週土・日曜日、祝日に開催しているロングランイベントの一環。当初は3、4日の2日間の開催を予定していたが、初日は雨のため中止し、2日目の4日のみ開いた。
観光インフォメーションセンター近くに設けた会場には、地元白老の町民や苫小牧市、登別市などの市民らが不要品を持ち寄り、出店。13の店には服や縫いぐるみ、古いレコード、手作り装飾品、工具などさまざまな物が並び、お気に入りの品を買い求める人たちの光景が広がった。
ウポポイ見学の後、会場に立ち寄ったという愛知県知立市の浜田聖さん(69)は「フリーマーケットはわくわくして楽しいですね。何か一つ買って帰ろうと思います」と話した。
会場には白老産シイタケや白老牛バーガー、和菓子などの販売コーナーも設けられ、人気を集めた。

















