苫小牧市真砂町の出光興産北海道製油所(澤正彦所長)は、今年度から2年計画で苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)と共同研究を進めている。同製油所が高等教育機関と連携するのは初めてで、「地元との連携、協力を通して安全操業、エネルギーの安定供給に取り組む」とアピールしている。
共同研究のテーマは(1)外面腐食の防止(2)排水処理設備の性能向上―の二つ。海岸沿いに立地するプラントは塩害による腐食が目立つため、(1)で防食システムの確立を目指す。(2)は排水処理に適した活性汚泥菌の研究で、環境負荷の低減が目標。
6月から研究を開始しており、防食を確認するモニターを設備に設置するなど、現場に入って作業を進めている。同製油所は「成果は他の社会インフラ設備にも活用できる」と指摘し、(1)は道路や橋梁(きょうりょう)、(2)は下水処理などへの応用を期待する。2021年度の研究完結を目指し、「便利で暮らしやすい地域社会の実現に貢献したい」としている。
















