苫小牧信用金庫白老支店のロビーで、「日本のこけし展」が開かれている。16日まで。
苫小牧市元中野町の小林充さん(76)が1964年から集め続けてきた280点のこけしコレクションの中から、56点を紹介している。東北地方のこけし作家らが制作した大小の作品で、顔の表情や色彩などそれぞれ異なる作風が来店者の目を引いている。米粒の大きさの「日本一小さなこけし」も展示している。
こけしコレクターの小林さんは「名工と呼ばれる東北地方の作家の品もあり、日本の伝統民芸品の魅力を知っていただければ」と鑑賞を呼び掛けている。