鈴木直道知事は、7日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染が道内で再び拡大していることについて、「このまま感染者数や入院患者数が増加し、医療提供体制の負荷の度合いが増した場合は、警戒ステージの引き上げを検討しなければならない」と述べ、緊張感を持って対応する姿勢を示した。道は5段階に分けて警戒ステージを設定しているが、現在の「ステージ1」を「ステージ2」に引き上げる場合は、新型コロナウイルス感染症対策専門会議など「専門家の意見を踏まえながら、道の対策本部会議で速やかに決定する」と説明した。
道は、「ステージ2」へ移行する目安として七つの指標の基準を設けているが、6日までに4指標が基準を上回っている。知事は「現時点で警戒ステージを上げる段階ではない」としながらも、6日現在110床(ステージ2の基準は150床)になった病床数を挙げ、「指標の中で特に重要な病床数が9月中旬から増加傾向。感染状況を踏まえると予断を許さない状況だ」との認識を示した。
また、直近1週間(9月30日~10月6日)の新規感染者の年代別割合では、30代以下の若い世代が69%と約7割を占めていることも説明。最近の感染傾向としては▽繁華街での会食の場などで感染が拡大▽特に若年層で感染経路不明の事例が増加している―と警鐘を鳴らした。
知事は「若者が特に注意が必要な場面」として(1)飲酒を伴う懇親会(2)仕事後や休憩時間(3)屋外での活動の前後(車での移動や食事中など)―の3点を指摘。「いずれも仕事後で緊張感が切れ、ほっとした際に油断して3密になったり、マスクを外して感染リスクが高くなっている」と強調。こうした場面で「人と人との距離を取る、大声を出さないなど基本的な感染防止対策を意識し、行動してもらうことで、十分にリスクを下げることができる」と道民に協力を呼び掛けた。
















