とまこまい広域農協(本所厚真町)は7日、今秋収穫したブランド米「たんとう米」50キロを白老町に贈った。町は町内の保育園や幼稚園の給食に活用する。
同農協は毎年、ブランド米PRのため、東胆振の自治体や福祉施設などに新米を贈る活動を続けており、今年は白老町を含め37カ所に寄贈する計画を立てた。白老町役場には堀弘幸代表理事専務、服部啓三参事、竹田克市白老地区担当理事らが訪れ、戸田安彦町長に新米を手渡した。
胆振東部など同農協管轄地域の生産者による作付面積は今年、前年より47ヘクタール多い2307ヘクタール。天候に恵まれたことから、作柄が良く、品質も安定した米が取れたという。堀代表理事専務は「胆振東部地震の被害を乗り越えて今年もしっかりと収穫できた。導水管の修復など復旧作業はまだ続くが、引き続き支援をしていただきたい」と話し、戸田町長も「生産者の努力でおいしい米ができたことをうれしく思う」と善意に感謝した。

















