67・8%が経営上の問題 道内企業に事業承継意識調査 コロナ機に関心高まる 帝国データ札支店

67・8%が経営上の問題 道内企業に事業承継意識調査 コロナ機に関心高まる 帝国データ札支店

 新型コロナウイルス感染拡大による倒産や休廃業の増加が懸念される中、その回避策としてこれまで以上に注目を集めているのが事業承継問題。帝国データバンク札幌支店は、事業承継に関する道内企業の意識調査結果を発表した。それによると、事業承継を経営上の問題として認識している企業は67・8%に上った。

 事業承継の考え方については、「経営上の問題の一つと認識している」が53・9%で最多。これに「最優先の経営上の問題と認識している」(13・9%)を合わせると、6割強が経営上の問題と認識している。一方、「経営上の問題と認識していない」は21・3%だった。

 新型コロナを契機とした事業承継の関心の変化については、「高くなった」は8・6%。「変わらない」(75・7%)が大半を占めた。

 事業承継を進めるための計画の有無については、「計画があり、進めている」企業は16・9%。「計画はあるが、まだ進めていない」が22・5%。合計すると約4割の企業が事業承継の計画はあるものの、そのうち半分以上の企業が進めていないことが分かった。

 事業承継を行う上で苦労したこと(複数回答)に関しては、「後継者の育成」(46・3%)が最多。苦労しそうなこと(同)も「後継者の育成」(52・9%)が最も多く、これに「後継者の決定」(43・9%)、「従業員の理解」(22・5%)と続いた。

 事業承継を行う手段として、M&A(企業・事業の合併や買収)への関わりについては、「関わる可能性がある」は33・4%。「関わる可能性はない」は41%だった。

 調査は8月18~31日に、道内企業1125社を対象に実施。581社から回答を得た(回答率51・6%)。

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