学びの成果 堂々と 上厚真小で学習発表日

学びの成果 堂々と 上厚真小で学習発表日
総合学習で話し合った意見などをまとめて発表した

 厚真町の上厚真小学校(井内宏磨校長)は8日、保護者を招いての学習発表日を設けた。児童たちは、これまでの実体験や授業など総合学習で学んできたことを成果として発表した。

 同校では当初10日に学習発表会を計画していたが、新型コロナウイルス感染症対策として予定を変更。時間を短縮して合唱や楽器の演奏を取りやめたほか、低、中、高学年ごとに実施した。

 このうち5年生は、胆振東部地震からの復興として自分たちで育てた食材などを使った弁当を作り、地域をアピールする計画を発表。6年生はグループごとに考えた、安心して過ごすことができる避難所運営について提案し、普段から▽お年寄りや困っている人を手助けする▽自分のことは自分でやる▽小さい子どもの遊び相手になる▽あいさつをする―など「いろんなことを想定した備えをしておくことが必要」と話した。

 6年生の濱島美月さん(11)は今回の学びを振り返り「避難所は命を守るために大切な所だと思った。お世話になっている人にお礼を言ったり、感謝して生活していきたい」と話していた。

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