道などは10、11の両日、新型コロナウイルスの感染者が新たに55人(10日24人、11日31人)確認されたと発表した。このうち13人(10日6人、11日7人)の感染経路が不明。10日は千歳、札幌両市の4カ所でクラスター(感染者集団)が発生した。クラスターが1日に4カ所で確認されたのは初めてで計46例に。道内の感染者は延べ2378人(実人数2356人)となった。
道は10日、千歳市の20代女性自衛官、石狩管内の20代男性、後志管内の年代・性別非公表1人の計3人の感染を確認。千歳の自衛官は陸上自衛隊東千歳駐屯地に勤務し同駐屯地の感染者がこの自衛官を含め計5人となったことから、クラスターと認定した。
道によると東千歳駐屯地の感染者は、いずれも20代の女性自衛官。最初(3日)に陽性が判明した自衛官は、陸自朝霞駐屯地(東京都練馬区など)で実施された教育課程に参加して感染した可能性が高い。他の4人は教育課程に参加していないが、最初の感染者と同様に東千歳駐屯地内の寮に居住。濃厚接触者として実施したPCR検査で陽性が分かった。道は10日までに同駐屯地の隊員32人のPCR検査を実施済みで、新たに「寮に入居する全隊員123人の検査を12日までに実施する」としている。
道は11日も胆振管内の年代・性別非公表3人と40代男性、石狩管内の20代男性消防職員の計5人の感染を確認。消防職員は北海道消防学校(江別市)に入校中の学生。同校は実施中の教育訓練を11日付で中断した。
札幌市は10日、10~60代男女16人と年代非公表の男性2人、年代・性別非公表2人の計20人の感染を確認した。ススキノ地区の接待を伴う飲食店2店で新たにクラスターが発生。1店は20代の従業員7人、もう1店では20~50代の従業員14人と客2人の計16人(11日まで)の陽性が判明した。また、市内の専門学校でも感染者が計13人(学生12人、教員1人、11日まで)となり、クラスター認定した。
札幌市は11日も10~50代男女23人と年代非公表の男性2人、年代・性別非公表1人の計26人の感染を確認。小樽市は10日、60代女性の感染を発表した。道内で治療を終えて回復したのは2050人。現在の患者数は221人で重症はゼロ。107人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には101人が入所中。
















