むかわ町を代表する特産品「鵡川ししゃも」のすだれ干しが、町内鵡川地区の各店にお目見えしている。シシャモをヨシの茎で束にし、軒先でずらりと天日干ししており、町外から観光客が訪れている。
「鵡川ししゃも」は鵡川漁協が登録した地域団体商標。同町沿岸のシシャモ漁は1日に解禁され、シシャモ加工各店も順次、すだれ干しを始めた。新型コロナウイルス対策に気を配りながら観光客を迎えている。
町内花園のマルダイ大野商店は、前浜で取れた鮮度の良い魚を、雄雌混合でヨシに刺して天日干し。魚は秋の日差しを浴びてキラキラと光り、冷たさが日々増す浜風にさらされ、うま味を凝縮させている。
同店2代目の西川隆志社長(82)は「今年のシシャモは体が大きい。気温が下がれば卵もしっかり入って艶も増す」と強調。鵡川地区に欠かせない秋の風物詩に「漁が本格化すれば、すだれ干しはさらに増える。多くの人に味わってもらいたい」と話していた。
















