札幌国税局は13日、確定申告の申告手続きなどで電子データを積極的に活用しているとして、むかわ町に国税局長感謝状を贈呈した。同国税局の近藤達也課税第一部長らが町役場を訪れ、竹中喜之町長に賞状を手渡した。
町民から申告された所得税や復興特別所得税の申告書データを専用回線で税務署に引き継ぎ送信する取り組み。申告書をデータで送信することで、▽還付金の早期還付▽生命保険料控除証明書等の添付省略▽地方公共団体の事務量削減―といったメリットがあり、住民サービスの向上と行政の効率化が同時に期待できる。
苫小牧税務署によると、むかわ町は昨年から確定申告で積極的にデータ引き継ぎを実施。道内で9番目に多い1000件を超える電子データの引き継ぎをしているという。
感謝状を受け取った竹中町長は「この感謝状を一つの契機、励みとして住民サービスの向上、行政の効率化に引き続き取り組んでいく」と述べた。

















