福祉職場の合同説明会 人材獲得に意欲、胆振から12法人参加

福祉職場の合同説明会 人材獲得に意欲、胆振から12法人参加
福祉職場について丁寧に説明する法人担当者

 苫小牧市福祉人材バンクが主催する福祉職場説明会が14日、市民活動センターで開かれた。介護分野を中心に各法人と求職者とのマッチングが狙いで、胆振管内から12法人がブースを出展した。新型コロナウイルスの影響などもあり、来場者は24人にとどまったが、各法人は仕事の内容などを丁寧に説明していた。

 今年はコロナ感染拡大防止のため、参加法人を例年の半数ほどに縮小。市内8法人とむかわ町、安平町、白老町、登別市から各1法人の計12法人が参加。来場者はそれぞれ関心のある法人ブースで説明を受け、職場の雰囲気や勤務形態などについて質問した。

 介護福祉士実務者研修を受けている白老町の鈴木弓子さん(24)は、障害者支援施設を視野に福祉の職場を希望。「施設利用者が笑顔になってくれるような職員を目指したい」と語った。

 一方、参加した法人側も、人材獲得に向けて工夫を重ねている。

 安平町から参加した追分あけぼの会は、資格取得費用を条件付きで支援するなど人材確保対策を実施。白老町の白老宏友会は「福祉の職場に対するマイナスイメージを払拭(ふっしょく)したい」と、実習やインターンシップ制度などをアピールした。

 市内の無限倶楽部(錦岡)、二千翔(拓勇西町)が運営するグループホームの道源義博施設長は「求人を出しても応募者が少ない。職種に魅力を感じてもらえるようなPRも必要」と、合同説明会などの機会づくりの重要性を指摘した。

 介護労働安定センター(本部東京)が全国の介護保険サービス事業所を対象に昨年実施した介護労働実態調査のアンケート結果によると、従業員の不足感を抱える事業所は65・3%で、職種別では訪問介護員が81・2%と最も高く、次いで介護職員が69・7%だった。不足の理由は「採用が困難」が90%で、原因は「同業他社との人材獲得競争が厳しい」が57・9%に上っている。

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