段ボールを使った立体作品を制作する芸術家、吉田傑さん(33)=神奈川県在住=は10、11両日、苫小牧市美術博物館で作品制作の様子を来館者に公開した。10日に同館で開幕した企画展「紙とアート 吉田傑のダンボールといきもの」に関連した取り組みで、手掛けた乳牛の立体作品は企画展会場で展示されている。
吉田さんはオホーツク管内遠軽町出身。2013年から動物をモチーフにした立体作品を段ボールで制作することに取り組んでいる。造形に加え、体毛や肌合いなどの質感も段ボールで再現することにこだわっている。
両日は、同館1階で乳牛をモチーフにした作品を制作。ふくよかな腹部や乳房、体を支えるために筋肉が発達した脚、内臓を支えるあばら骨などを段ボールで表現する工程が公開され、来館者は感心しながら吉田さんの手元に見入っていた。
様子を見学した苫小牧拓進小5年の竹田志温君は「作品を作るところを見るのは初めてだったので、少しドキドキした。あんなに大きなものを1人で作っているとは思わなかったので、驚きました」と語った。
企画展は12月13日まで。
















