鵡川農業協同組合(JAむかわ)は14日、むかわ町に新米「ななつぼし」200キロを寄贈した。
同農協によると、今年は天候に恵まれ、生育はおおむね順調だった。収穫した米は2018年9月に発生した胆振東部地震で建物が損壊し、この春再建した穀類乾燥調製施設(町文京)で検査を行った。
この日、町役場でセレモニーが行われ、長門宏市代表理事組合長が「乾燥調製施設は町民が待ち望んだ施設。これからのむかわ農業の一つのシンボルとして活用していく」とあいさつ。米俵を竹中喜之町長に手渡した。
新米は、11月下旬に町内小中学校の給食で鵡川ししゃもと合わせて児童、生徒に振る舞われるほか、鵡川高校野球部寮で活用する。竹中喜之町長は「再建した乾燥調製施設を使用しての新米寄贈に感謝している。地域の子どもたちの食の教育にもつなげていきたい」と謝辞を述べた。

















