北洋銀行は、2020年7~9月期の道内企業の景気動向調査結果を発表した。全産業の売り上げDI(増加企業の割合から減少企業の割合を引いた数値)は前期(4~6月期)に比べ6ポイント上昇しマイナス53、利益DIも12ポイント上昇しマイナス45となり、共に5期ぶりに上昇に転じた。ただ、売り上げDI、利益DI共に前期に続き全業種でマイナス。新型コロナウイルスの影響で依然として全業種で厳しさが続いている。
売り上げDIの業種別では、前期から食料品、木材・木製品、鉄鋼・金属製品・機械、建設業の4業種で改善。小売業とホテル・旅館業の2業種は横ばいで推移し、卸売業と運輸業の2業種で悪化した。特に運輸業は業況の後退が続いており、前期比7ポイント下降してマイナス63に。ホテル・旅館業もコロナ禍で依然として厳しさが継続しており、前期同様のマイナス100と業種別では最低水準になっている。
利益DIの業種別では、食料品、木材・木製品、鉄鋼・金属製品・機械、建設業、卸売業、小売業の6業種で改善。ホテル・旅館業は横ばいで、運輸業のみ悪化した。特に小売業は前期比30ポイント改善してマイナス30になったほか、鉄鋼・金属製品・機械も21ポイント改善してマイナス21となった。
全産業の2020年10~12月期の見通しでは、売り上げDIがマイナス53と横ばい、利益DIは4ポイント悪化のマイナス49を見込む。依然として厳しい先行き見通しとなっている。
調査は8月下旬~9月中旬に、道内企業685社を対象に実施。393社から回答を得た(回答率57・4%)。
















