「クラスの仲間と食べるご飯は、どうしてこんなにおいしいんだろう?」
今、感染が拡大している新型コロナウイルス。コロナのせいで分散登校だったころ、給食をクラス全員で食べることが困なんとなっていました。今、学校の給食は、「温食は使い捨て手袋を着けないと、盛り付けをしてはいけない」「自分の給食は自分で持っていく」など、さまざまなせいやくがあります。おしゃべりは禁止されていますが、クラスみんなで食べることができるようになりました。コロナウイルスが完全に終息したら、給食を食べるときに、はんの形にしてみんなでおしゃべりしながら、楽しく給食を食べたいと思っています。
その給食のメニューの中でも私が一番好きなのは、「ホッキカレー」です。私のクラスでは、ホッキカレーの日、おかわりをする人がふえます。とっても人気です。いつもなら、じゃんけんで勝った人は、「やったあ!」と歓声を上げ、負けた人は「ガックリ」と悲しむという感じですが、ホッキカレーの日のおかわりは、みんなで少しずつ分け合って食べます。だから、みんな大満足です。ホッキカレーは、地物のホッキを使っており、水あげ日本一の苫小牧のホッキが入ったカレーを食べられるのは、とてもぜいたくだと思います。
しかし、私たちが食べているこのホッキは、苫小牧の漁師の方々がとってきてくれているということを、今まであまり考えずにホッキカレーを食べてきました。でも今は、苫小牧の漁師の皆さんに感謝しています。そのきっかけは、私のおじいちゃんの実家が漁師で、ホッキ漁も営んでいたと知ったからです。私の身内の人たちが命がけでとってきてくれたホッキが、給食のホッキカレーの中に入っていると思うと、私にとって、またちがったホッキカレーというものが見えてきます。
ホッキは、正式名称をウバガイというそうで、子どもに十分な栄養をとらせることができなかったころに、かんそうさせたホッキ貝を食べさせたことから、その名前が付いたと言われています。
ホッキには、うま味成分がたっぷり含まれていて、栄養豊富な貝なので納得です。また、アイヌの人々にとっても貴重な食料で、子どもたちはホッキの貝がらに穴を開けてヒモを通して、ゲタのようにポコポコ歩いて遊んでいたそうです。
このように、私たちにとって身近なホッキが、もっと給食のメニューの中で使われてほしいです。
















