地域の防災担う人材養成、避難所のコロナ対応も議論

地域の防災担う人材養成、避難所のコロナ対応も議論
防災活動のリーダーとしての心構えなどを学んだ認定研修会

 道主催の地域防災マスター認定研修会が24日、苫小牧市新開町の市消防防災訓練センターで行われ、同市や白老町、むかわ町などから市民ら30人が参加した。気象や地象講座、北海道版の避難所運営ゲーム(Doはぐ)で、防災リーダーとしての心構えや知識を学んだ。

 研修会では、道や室蘭地方気象台の職員が水害や土砂災害警戒レベルの内容、地震・震度の基礎知識などを説明。同気象台水害対策気象官の上田崇裕さんは「水害では家から出られなくなることもある。食糧備蓄なども大切」とし、火山防災調整係長の宇内克成さんは「未確認の活断層も多く存在している。明日起こるかもしれない地震など事前の準備が必要」と日頃の備えを呼び掛けた。

 「Doはぐ」は、HUG(避難所運営ゲーム)と呼ばれるカードを使った机上訓練の北海道版。カードが示す避難者の年齢や性別、さまざまな課題などを基に、体育館や教室といった避難スペースの配置やルール作りなどを参加者が話し合う。

 この日は新型コロナウイルス感染症の流行を受け、感染対策を含むベッドや検温スペース場所などの要素も加わり、グループごとに避難所運営の方法を議論し合った。

 市内沼ノ端の佐藤守さん(74)は「胆振東部地震では炊き出しを行い、地域内で助け合うことの大切さを強く感じた。災害など有事の際に地域の力になれるようしっかり学びたい」と力を込めた。

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