次代を担う中学生が住みやすい恵庭のまちづくりを考える「第1回恵庭市子ども未来議会」が26日、恵庭市議会議場で開かれた。市内5中学校から選ばれた15人の「未来議員」が国際交流や子育てサポートなど日頃感じた疑問や要望を理事者に質問した。
恵庭市議会が主催する市制施行50周年記念事業。未来議員は国際交流、子育てサポートのほか、企業誘致や商業施設の跡地利用、図書館や郷土資料館周辺の地域の活性化、中学生の居場所づくり―などについて理事者の考えをただした。
恵明中3年の伊藤颯菜さんは増加する外国人の移住に関し、「まちの発展にグローバルな視点での交流が意義があるのでは」と質問。原田裕市長は「企業の技能実習生が増え、在住外国人は5年前の倍増。多様文化共生のまちづくりを推進する。言葉と文化の壁の解消のため連絡協議会を設置した。情報共有で町内会行事への参加も促したい」と述べた。
柏陽中2年の茶園奏子さんは恵庭に出産できる病院がない現状を指摘し、「不安を解消するために市内に産院を」と迫った。市長は、市民の9割が千歳市や札幌市の医療機関で出産している現状を説明。さらに開設には医師の確保や開業費用、少子高齢化という厳しい状況で安定した病院経営が課題との認識を示し、「恵庭に住み、安心して子どもを産み育てたいと思っていただけるためにどのようなことができるか、引き続き考えたい」と答えた。
恵み野中3年の相良優和さんは、閉店した恵み野駅前の商業施設を取り上げ「買い物が不便になった。夜間は通行がなく怖いとの声が多い。多世代交流が可能な施設を造って」と要望。市長は「まちに調和し市民に親しまれる施設が来てもらえるよう働き掛けたい」と答えた。
質疑を終えた市長は「よく調べ鋭い質問をしていただいた皆さんに感謝申し上げたい」と述べた。未来議会は12月17日にも開かれ、議員が提言することになっている。
















