アメリカからわが家にホームステイにやって来た高校生のカーソンは、緑陵中で日本の給食を初めて食べて、とても感激していました。
別の年に来たルピタやチェルシーも、苫小牧で給食を食べ、メニューの豊富さに驚き、「あたたかくて、家庭的でおいしい!」と、大喜びしていました。
私は、あまりにもアメリカの学生たちが大絶賛するので、「外国の給食はどうなっているのだろう」と、彼らに話を聞きました。
アメリカでは、カフェテリアでランチをとるそうです。ハンバーガー、スパゲティ、ホットドッグ、ピザなどのメインメニューに、スティック野菜やフルーツ、スナック菓子、豆類などのサイドメニューがあり、その中から自分で好きな物を選ぶそうです。メニューは少なく、毎日ピザしか食べないなど、かたよりもおきるようです。子どもの好きなメニューばかりで、おいしそうと思いましたが、毎日ピザでは飽きてしまうし、栄養バランスはどうかなと心配です。
去年の夏休みにカンボジアを訪問し、小学校を見学した姉の話によると、カンボジアではお昼ご飯を家で食べる子と、学校で食べる子がいるそうです。学校でランチを食べるには、その場でお金を払う必要があり、お金を持っていないため、お昼ご飯を食べられない子もいるそうです。
ニュージーランドには、給食というシステムがなく、お弁当を持っていくことが多いそうです(お弁当といっても中身は、お菓子やフルーツ、パンなど)。しかし、今年から国の一部の小学校で学校給食を試験的に導入するそうです。
これは、日本が給食制度を始めたのと同じく、家庭で十分な栄養をうまく摂ることができない子どもたちを助けるという目的からです。
少し調べてみると、どうやら私たちが毎日食べている給食は、世界にも誇れるものだと気付きました。ただ栄養バランスがよいだけではなく、地域食材をもふんだんに盛り込み、飽きないように工夫して調理される豊かなメニュー。そして、これらのメニューを低コストで提供している日本の給食は、まさに世界一。
苫小牧でも、ホッキカレーやハスカップゼリーなど苫小牧らしいメニューがあったり、市内の小学生が考案したメニューが実際に提供されたりしています。日本の中でも地域ごとに特色があるというのも、びっくりするかもしれません。
ふと日本の外から給食を考えてみると、いつも当たり前に食べている給食はどの国よりも工夫されていて、私たちの健康を考えて作ってくれたものを食べられるのはとても幸せだと思いました。
給食センターで毎日おいしい給食を作ってくださる皆さん、いつもありがとうございます。ごちそうさまです。皆さんの給食は、世界一です。どうか世界一という自信を持って胸を張り、これからも給食を作り続けてください。
















