創価学会(原田稔会長)は被災地支援の一環として、2018年9月の胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真、安平、むかわの3町の小中学校計5校にそれぞれ300冊の図書を贈呈する。被災3町への図書寄贈は昨年に続き2回目。
27日は厚真中学校(阿部隆之校長)など3校を訪問。創価学会の日下巌北海道長は「読書を通して地域の発展に貢献できる立派な人間に成長してほしい」と激励した。
贈ったのは「新・世界の国々」「世界と日本のつながり」「青春サプリ」など小説を合わせた300冊と書架1台。学校を代表して学習委員長の渡辺小菜恵さん(14)=2年=は「積極的に呼び掛けをし、全校生徒の学習や読書をもっと楽しむために役立てていきたい」と謝辞。阿部校長は「子どもたちが読書の世界を広げていける」と期待した。
創価学会はこの日、安平町の遠浅小と追分中にも本を寄贈。30日にはむかわ町の鵡川、穂別の両中学校にも本を贈る。今回対象になった小中学校には来年度以降も年間20冊ずつを5年間継続して贈呈する。

















