苫小牧市と苫小牧市医師会は27日、市役所で会見し、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えた「発熱検査センター」の開設を発表した。岩倉博文市長と沖一郎医師会長は感染者の増加を見据えた対応であるとし、「苫小牧市立病院や東胆振管内における各医療機関の負担軽減と住民の安心につながる」などと述べた。
岩倉市長は会見で、コロナとインフルの両方に対応するワンストップの検査拠点になることを挙げ、「道内の主要都市では初めてではないか」と評価。「新たな機能が十分に市民に役立つよう運営を担う医師会をサポートしていく」と力を込めた。
市医師会によると、5月25日に設置した苫小牧PCR検査センターの検査件数は今月23日時点で約700人。このうち227人は保健所経由で検査を行った濃厚接触者という。
沖会長は、10歳以上が対象で同PCR検査センターの機能を拡充する苫小牧発熱検査センターについて、検査環境や人員は約3倍となり、輪番対応の医師は約100人と説明。9歳以下の小児発熱検査センターは小児科専門医がいる5医療機関の輪番とし、「子どもから大人まで対応できる環境ができた。来年3月末までのスケジュールはできあがっており、安心して検査を受けられる」と語った。
苫小牧発熱検査センターはコロナとインフルの検査に特化した施設で、「発熱外来」を持つ一般医療機関のように直接受診はできず、かかりつけ医の電話診療などが必要となる。
また、夜間は市夜間・休日急病センターが日中に準じた対応を準備しているとし「安心して受診してほしい」としている。
















