白老町体育協会(和歌宏侑会長)は29日、2020年度表彰式を町総合体育館で行い、スポーツの普及や競技大会で活躍した3個人、3団体を表彰した。
今年度の「体育功労者」は、白老スキー協会会長の武田信昭さん(83)。1969年の同スキー協会創設に携わり、長年にわたり会長を務めて地元でスキーの普及に尽力した。白老町体協の監事も14年間務め、スポーツ発展に貢献した。
また、陸上競技の全国大会で活躍した北海道栄高校陸上競技部の町井大城さん(17)=2年生=に「スポーツ優秀賞」を授与。各大会で活躍した同校剣道部の●【99cb】島愛理さん(18)=3年生=、同校陸上競技部の400メートルリレーチームと1600メートルリレーチーム、同校駅伝部にそれぞれ「スポーツ奨励賞」を贈った。
表彰式のあいさつで和歌会長は「たゆまぬ努力で成績を残したことをたたえたい。白老からオリンピック選手が出ることを願っている」と期待した。町教育委員会の安藤尚志教育長は、プロ野球ドラフト会議で地元出身選手2人が指名されたことを取り上げ、「目標をしっかりと持ち、より高みを目指して努力してほしい」と受賞した高校生選手らに呼び掛けた。

















