紅葉シーズンを迎えた10月以降、千歳市の支笏湖を訪れる観光客が増えている。自然公園財団支笏湖支部のまとめによると、支笏湖ビジターセンターの今年度上半期(4~9月)の駐車場利用台数は、乗用車で前年同期比38・2%減の4万6647台で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響などで大幅に減少したが、10月に入ってから1日1500台以上の利用があるなど活気が戻ってきた。
同支部によると、国の緊急事態宣言発令により4月18日から5月26日まで休館した影響で、4~6月の乗用車の駐車場利用は前年同期比71・7%減の8759台。7~9月も同15・1%減の3万7888台にとどまった。
バスは、4~6月が1台のみ。7~9月も前年同期比95・6%減の76台だった。各国の海外渡航制限や3密が懸念される団体旅行が無くなったことが影響した。
一方で、3密回避のアウトドアレジャーが注目を浴び、外出自粛期間後は園地内の水辺利用が増加。カヌーやカヤックなどの出艇場所近くの第5駐車場を指定して訪れる観光客も目立ったという。
紅葉シーズンの10月は、乗用車、バス共に駐車場利用台数が増えている。天候に恵まれた18日の日曜日は乗用車の利用が1519台に上り、前年の一日最多台数の約1・2倍となった。バスも今月だけで100台以上を超えている。10月から東京も追加された「Go To」キャンペーンの地域共通クーポン利用も、同センター内の土産物購入などで50枚以上の使用があり、道内外から観光客が訪れているという。
同支部の佐々木香澄主任は「天気が良いと近隣の人も足を運んでいるようで、9~10月は1日単位で見ると去年よりもにぎわっている」と話す。飲食店「支笏荘」の店主、福士國治さん(70)も「9月以降観光客が増えてきた印象。支笏湖だったら3密にもならず来やすいのでは」と期待を込めた。
同センターの駐車場利用台数(乗用車)は▽2016年度7万4114台▽17年度7万6507台▽18年度8万8502台▽19年度10万2369台―と近年は増加傾向にあった。
















