新ひだかにエゾヤマサクラ植樹 伊藤園が寄贈

新ひだかにエゾヤマサクラ植樹 伊藤園が寄贈
成木に土を掛ける嶋田部長(右)と大野町長

 飲料メーカーの伊藤園(本社東京)は28日、新ひだか町静内田原の二十間道路桜並木沿いとエントランス広場内にエゾヤマザクラの成木7本を植樹し、町へ寄贈した。

 今年2月17日に発売した「お~いお茶 緑茶」桜満開パッケージの売り上げの一部を、全国各地のサクラの植樹や保全活動に助成する「わたしの街の未来の桜を植えようプロジェクト」の一環。「二十間道路」は毎年、春に7キロの道の両側に約3000本のサクラが咲く。

 植樹の開始式で、伊藤園の嶋田登北海道地区営業部長は「美しいサクラを未来につなげる活動。昨年(1本)に引き続き新ひだか町に寄贈した。今後も支援を継続していきたい」とあいさつ。大野克之町長は「町民一丸となって桜並木を支えていきたい」と感謝した。関係者が見守る中、嶋田営業部長と大野町長がスコップを持ち「土かけ式」を完了した。

 植樹した木は、樹木医・金田正弘さん(73)が選定した十勝管内清水町産のエゾヤマザクラ7本。10年を超える成木で高さ5~6メートル。来春、花を付けるという。

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