鈴木知事 感染拡大に強い危機感 「2週間で抑え込む」

鈴木知事 感染拡大に強い危機感 「2週間で抑え込む」

 道内で新型コロナウイルスの感染が再び急増している状況について、鈴木直道知事は30日の定例記者会見で、「これ以上、感染が拡大した場合は、道民に対して不要不急の外出自粛など強い措置をお願いせざるを得ない」と強い危機感を示した。28日に引き上げた「感染ステージ2」の集中対策期間(11月10日までの2週間)において道民に「感染拡大防止の取り組みの徹底へ、理解と協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

 知事は「(新規感染者数が)直近1週間(23~29日)で334人となり、前の週(192人)に比べ引き続き増加傾向。感染経路不明割合(29日現在43・1%)も増えている」と警鐘を鳴らした。

 警戒ステージを引き上げて知事が強く求めているのは▽発熱やせきなど体調が悪い場合には外出を控える▽感染リスクを避けるため、マスクの着用と手洗いの徹底―の大きく2点。「例えば飲酒を伴う場面では飲酒中は静かに楽しみ、飲酒の前後の会話は必ずマスクをするなどの意識を心掛けてほしい」と具体策を示した。

 インフルエンザの流行期を迎え、発熱患者の増加が想定されることから、検査体制強化にも取り組む姿勢を強調。30日時点で「発熱患者への診療・検査が可能な医療機関を、全道で600カ所以上を確保した」と話した。

 発熱して医療機関を受診しようとする場合は「医療機関に直接出向くのではなく、まずは事前に相談を」とし、「かかりつけ医がいる方はかかりつけ医に電話を。いない方は感染症健康相談センターに電話してほしい」と求めた。

 札幌市と連携し感染拡大防止策を強化することも強調。ススキノ地区で実施してきた店舗単位のPCR検査について「これまでは接待を伴う飲食店を対象にしていたが、29日からは接待を伴わない飲食店にも拡大した」と説明。臨時PCRセンターも11月3日から、検査実施日を週3日に拡大し、札幌市内の繁華街で集中的な啓発活動を展開する計画も示した。

 知事は「集中対策期間の2週間で何とか感染拡大を一定程度、抑え込みたい」と述べ、多発するクラスターに関しても「早期に抑え込むために幅広い検査を行い、感染の連鎖を絶っていく」との姿勢を示した。

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