28年度までに 総合体育館 建て替え 苫小牧市 スポーツ施設整備計画素案まとまる

28年度までに 総合体育館 建て替え 苫小牧市 スポーツ施設整備計画素案まとまる
スポーツ施設整備計画の素案で、2025年度末までの廃止方針が示されたときわスケートセンター

 苫小牧市は、2021年度から10年間のスポーツ施設整備計画の素案をまとめた。総合体育館(末広町)を28年度までに市内中心部で建て替えるほか、ときわスケートセンター(ときわ町)を遅くとも25年度までに廃止、屋内ゲートボール場(矢代町)は22年度にも多目的競技施設としての改修を探る方針を打ち出した。来年1月をめどに成案化。パブリックコメント(意見公募)などを経て、同3月の完成を目指す。

 スポーツ都市推進課が所管する17施設のうち、9施設が築30年超。老朽化対策を迫られている上、人口減少などを背景に市税収入は減少していく見込みで、長期的な視点に立った施設整備計画を初めて策定する。

 素案では17施設それぞれの在り方として建て替えや廃止、他施設との複合化などの方向性を明記。各施設の安全性や機能性、経済性などの観点からの評価結果も示した。計画期間は21年度から30年度までとした。

 1973年建築の総合体育館は2024年度までに建て替える計画をまとめ、胆振日高地域の中核的施設として、市内中心部に移転、新築する方針。ときわスケートセンターは隣接地に新ときわスケートセンターが完成した後も、壊れた設備の改修をしない条件で利用を認めているが、最長で25年度末までとした。同施設に使われた低濃度PCBの処分期限が迫るための判断。製氷機など他の設備が壊れた段階で廃止を前倒しする。

 築41年の日吉体育館(日吉町)は他施設との複合化を見据えて、廃止を検討。屋内ゲートボール場は人工芝化や防球ネット設置などで多目的競技施設への改修を検討し、24年度にも整備に入る予定だ。

 11年度に廃止したハイランドスポーツセンター屋内リンクは跡地利用を検討の上、25年度の解体を想定する。

 ただ、今回の計画は新型コロナウイルスの影響を加味しておらず、社会情勢や財政状況の他、スポーツを取り巻く環境変化などによって、必要に応じた見直しも明記した。

 全17施設の19年度時点の年間利用者数は前年度比3万9000人減の108万5000人。利用料収入は55万8000円増の1億4050万円。維持管理費は4641万8000円増の6億9595万2000円だった。

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