「ねんねトラブル」解消に 乳幼児 睡眠コンサル開業 看護師の山口さん

「ねんねトラブル」解消に 乳幼児 睡眠コンサル開業 看護師の山口さん
「育児が楽しめるようサポートしたい」と山口さん

 苫小牧市末広町の看護師、山口砂智さん(34)が10月、乳幼児睡眠コンサルタントとして開業した。フランス語で「ねんね」を意味する「le dodo(ルドド)」の名前で個人事業を展開。乳幼児の睡眠に悩む親たちに、個別訪問やオンラインで相談に乗る。山口さんは2人の男の子を育てている経験も生かし、「子育てを楽しめるようサポートしたい」と意気込んでいる。

 資格の取得や開業のきっかけは自身の経験から。長男の琉生君(7)、次男の璃宮ちゃん(2)が赤ちゃんの時に「ねんねトラブル」を経験した。夜も寝ないで泣き続けたり、だっこをしないとぐずったりし、子どもを抱いたままソファーで座り続けるなどの対応に終始。特に母乳をやめる断乳の時期は「育児がつらいと感じた」と率直に振り返る。

 そんな自身の「ねんねトラブル」を科学的に改善しようと一念発起した。赤ちゃんの睡眠について学びを深め、ねんねトレーニング「ネントレ」などを実践。目に見えて成果が上がり、家族のストレスも解消された。2019年9月には米国民間機関IPHIの国際認定資格、乳幼児睡眠コンサルタントを取得。自身の知識や経験などを広く知ってもらおうと、インターネット交流サイト(SNS)で発信してきた。

 山口さんは「赤ちゃんがせっかくかわいい時に、ねんねトラブルで疲れるのはつらい」と振り返り、「赤ちゃんが寝ることでみんながご機嫌になる」と強調。育児はどうしても一人でこなす「ワンオペ」に陥りがちだが、「専門家がアドバイスすれば、ママたちの精神的な支えになる。赤ちゃんの月齢ごとに悩みも変わるが、それぞれの環境などに配慮したサポートが大事」と話す。

 悩みを解消するアドバイスの一例として、赤ちゃんが夜に寝てくれないため、昼に起こしておくようにするのは「改善した方がいい」とのこと。「赤ちゃんと大人の睡眠は違う。赤ちゃんは本来決まった時間しか起きていられず、寝ることで興奮を抑えている。『昼に寝すぎたら困る』と起こし続けると、夜も興奮したまま眠れなくなる」と指摘する。

 このほど乳幼児睡眠コンサルタント「ルドド」として開業。オンラインサロンを月額1000円で、個別訪問を30分2000円から受け付けている。山口さんは「苫小牧でみんなが楽しく育児をできるようにしたい。今後は子育てコミュニティーもつくっていけたら」と話している。

 問い合わせは山口さん 携帯電話080(3238)4616。

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