苫小牧市医師会は2日、新型コロナウイルスとインフルエンザの検査が同時に行える10歳以上が対象の苫小牧発熱検査センターと、同9歳以下の小児発熱検査センターを市内に開設した。設置場所はプライバシー保護のため、ともに非公表。両感染症の早期発見と東胆振(苫小牧市と厚真、安平、むかわ、白老の4町)の医療機関の負担軽減、市民の不安解消、感染リスク低減などが期待される。
両センターはかかりつけ医などの判断に基づき利用する仕組み。具体的には、発熱症状がある場合にかかりつけ医や地域の医療機関、苫小牧保健所へ電話で相談。医師が診察や相談内容を踏まえ、必要に応じて発熱検査センターを予約している。中等症や重症の場合はこれまでと同様、保健所が対応し、専門外来につなぐ。
センターを紹介された人は自家用車で予約時間に訪れ、検体を採取する。小児発熱検査センターは必要に応じて小児科専門医による診療を受けることもできる。検査結果はインフルが5分程度、コロナは翌日に判明する。PCR検査は診察代が掛かるが検査は無料。インフル検査は有償だが、健康保険が適用される。
市医師会の沖一郎会長は「子どもから大人まで対応可能な検査態勢が整った」と強調し、地域住民に「熱が出たら、まずは最寄りの医療機関や相談窓口に電話を」と呼び掛けている。
















