2018年9月に発生した胆振東部地震で、自宅が全壊するなど住まいをなくした町民向けに北海道が設置した厚真町の表町公園内にあるプレハブ式応急仮設住宅(36戸)の解体作業が、2日から始まった。
災害救助法に基づく仮設住宅の入居期限は原則2年。町によると、表町の仮設住宅は10月末までが期限となっており、町内に整備した災害公営住宅の完成に伴い、今月1日までに入居していた全世帯が退去した。
これに合わせて、2日から電気関係の配線撤去や物置を取り外す作業などが始まった。公園はもともと町の一大行事「あつま田舎まつり」などのイベント会場にもなっていた場所で、解体は来春までかかる見通し。
本郷、上厚真地区に整備した応急仮設住宅の解体・撤去は、第2期入居期限の今月末以降を予定している。

















