ボラセンの設置可能に 白老町と社協が協定締結へ

ボラセンの設置可能に 白老町と社協が協定締結へ

 白老町は2日、町地域防災計画を修正し、災害発生後の復旧・復興時に災害ボランティアセンターを設置できるようにした。民間ボランティアの受け入れや活動指示に当たるセンターの運用は町社会福祉協議会が担うこととし、6日に町社協と協定書を締結する。

 センターの業務は、全国から集まるボランティアの受け入れと活動のサポートなど。住宅に入り込んだ土砂を片付けたり、倒れた家具を元通りにしたりと、ニーズに合わせた作業の調整にも当たる。町は災害に備えてボランティアの受け入れ体制を整えておき、被災者への円滑な支援活動につなげる考えだ。

 センターは災害発生後、町が必要に応じて設置し、町社協に運用してもらう形を取る。設置場所は東町の町総合保健福祉センターを想定している。町危機管理室は「自然災害が大規模化する傾向にある中、早期の復旧・復興には民間ボランティアの支援活動が不可欠だ」としている。

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