北海道中小企業団体中央会は、2020年中小企業労働事情実態調査結果を発表した。新型コロナウイルス感染拡大による経営への影響では、半数以上(56・1%)の企業が「売上高の減少」を挙げて最多に。感染防止対策として、「テレワークの導入」に取り組む企業は9・6%にとどまった。
感染拡大の影響(複数回答)では、「売上高の減少」に次いで、「取引先・顧客からの受注減少」(40・6%)、「営業活動等の縮小」(33%)と続いた。
感染防止対策として従業員の労働環境の整備(複数回答)については、「特に整備していない」(58%)が6割近くを占め、全国平均を4・9ポイント上回った。以下、「時短勤務の導入」(15・4%)、「時差出勤の導入」(11・3%)、「テレワークの導入」(9・6%)の順となった。
コロナ禍の従業員の雇用維持のために活用した助成金に関しては、「持続化給付金」が23・9%で最多。これに「雇用調整助成金」(12・6%)が続き、「活用していない」との回答も62・3%に上った。
コロナ関連とは別に、高年齢者の雇用状況も調査。60歳以上を「雇用している」と回答した企業は全体の82・6%を占め、全国平均を2・1ポイント上回った。
高年齢者雇用措置で講じた内容では、「再雇用など継続雇用制度を導入」(62・4%)が最も多く、「定年を65歳以上に引き上げた」企業は27・3%。「定年の定めを廃止」した企業も10・3%あった。
調査は今年7月1日を調査時点とし、道内中小企業(従業員300人以下)1500社を対象にアンケートを実施。837社から回答を得た(回答率55・8%)。
















