自然環境を守ろう ヨコスト湿原で町職員らごみ拾い 白老

自然環境を守ろう ヨコスト湿原で町職員らごみ拾い 白老
白老のヨコスト湿原でごみを拾い集める町職員

 秋のクリーン白老の一環で、白老町の職員が10月31日、ヨコスト湿原でボランティア清掃に取り組み、湿原や海岸に捨てられたごみを拾い集めた。

 町職員のボランティア清掃は、環境省の「日本の重要湿地」に選定されているヨコスト湿原の環境を守るため、毎年実施している。今回は職員や環境町民会議メンバーら60人が参加。海岸への漂着ごみや、捨てられた空き缶、ビニール袋などを拾い集めた。湿原の中から投棄された古タイヤ7本が見つかり、参加者らはモラルの低い行為にあきれていた。

 回収量は可燃ごみ120キロ、不燃ごみ150キロの計270キロに上り、町の担当者は「白老の貴重な自然環境の保全を啓発していきたい」と話した。

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