道内で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状況を受け、鈴木直道知事と秋元克広札幌市長の緊急会談が4日、道庁で行われた。鈴木知事は「強い危機感を持っている」と述べ、秋元市長も「より踏み込んだ対策が必要」と強調。クラスター(感染者集団)が多発する札幌市・ススキノ地区の酒類を提供する飲食店に対し、営業時間短縮を要請することで一致した。
両氏の会談は、10月14日以来。冒頭を除き、非公開で約40分間行われた。
終了後、記者会見した鈴木知事は「寒くなってくるとさらに感染拡大のリスクが高まる。まさに今が正念場で、より強い対策を実施しなければならない」と説明。秋元市長はススキノ地区について、「クラスターの連鎖が見られる。長時間の飲酒を伴う会食で大きな声を出したり、飛沫(ひまつ)を飛ばしたりで、感染リスクが高い」と指摘し、「営業時間短縮の要請などを含めて検討する」ことを明らかにした。
要請内容について、秋元市長は「実施時期や対象など具体的なことについては、早急に詰めていきたい」との姿勢を示した。知事も「中身は専門家からの助言も頂き、早急に実施していきたい」と話した。
道は10月28日に「警戒ステージ」を1から2へ引き上げ、今月10日までの2週間を集中対策期間としているものの、全道各地で感染が急拡大している。営業時間短縮は4月20日から5月末にかけて一部事業者に対して要請しており、ススキノ地区で実施に踏み切れば2度目となる。
















