むかわ町は14、15の両日、同町の道の駅「四季の館」たんぽぽホールで、インターネットによる資金調達「クラウドファンディング(CF)」を活用して新たに製作したハドロサウルス科の恐竜化石「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)の全身復元骨格(レプリカ)を一般公開する。当日は既存のレプリカも用意し、2体のむかわ竜が一度に見られるまたとない機会になりそうだ。
町恐竜ワールド戦略室によると、新しいレプリカは全身約8メートル、高さ約3・2メートルあり、製作費は約1600万円。4足歩行で前傾姿勢の既存のレプリカに対し、2本足で体を支えるように立っているのが特徴だ。CFで334件1089万7500円の資金を集め、9月に開催された色付け会を経て完成した。
披露する時間帯は両日とも午前10時~午後4時で、入場は無料。会場内で2体のむかわ竜が”共演”するほか、モンゴルで発掘されたアジア最大の肉食恐竜「タルボサウルス」や「デイノケイルス」の頭蓋骨など複数のレプリカも展示する予定。むかわ竜に関連するグッズ販売も行っている。新型コロナウイルス感染症対策で入場時はマスクの着用と検温、手指消毒などの協力を呼び掛ける。
問い合わせは、同町穂別総合支所内の「恐竜ワールド戦略室」 電話0145(45)2118。

















