白老町は6日、町社会福祉協議会(山崎宏一会長)と災害ボランティアセンター設置・運営に関する協定を締結した。災害発生後の復旧・復興時に町がセンターを設置し、町社協が民間ボランティアの受け入れ調整や活動指示といった業務を担う体制を今後、具体的に整備する。
センターの業務は、全国から集まるボランティアの受け入れと活動サポート、災害廃棄物の撤去など。大規模災害発生後の復旧・復興には、民間ボランティアの力が欠かせないことから、町は事前に体制を整えて災害に備えることにした。
町役場での締結式で戸田安彦町長は「大規模な災害発生時、行政の手が回らない部分を社協が担っていただければ」と期待し、山崎会長の代理として式に臨んだ吉田末治副会長は「災害に備えて準備を進めていきたい」と述べた。
センターは災害発生後、町が必要に応じて開設し、町社協に運用してもらう。設置場所は基本的に東町の町総合保健福祉センターを想定。町と町社協は今後、センターの運用マニュアルを整備する。

















