警戒ステージ「3」へ ススキノに時短営業要請 新型コロナ 27日まで集中対策期間

警戒ステージ「3」へ ススキノに時短営業要請 新型コロナ 27日まで集中対策期間
警戒ステージを「3」に引き上げて共同記者会見を開き、対策を説明する鈴木知事(右)と秋元札幌市長=7日午後4時ごろ、道庁

 道は7日午後、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、独自に定めた5段階の警戒ステージを「2」から「3」に引き上げた。同日から27日までの3週間を「集中対策期間」に設定し、クラスター(感染者集団)が続発する札幌・ススキノ地区で接待を伴う飲食店などに深夜の営業自粛を要請した。札幌市の秋元克広市長と共同で記者会見を開いた鈴木直道知事は「感染拡大を抑え込むため極めて重要なステージになる」と述べ、道民に改めて行動変容を求めた。

 特措法24条に基づき営業時間短縮などを求めるススキノ地区の対象は、中央区の南3~8条、西2~6丁目が範囲。業態で要請内容を分け、(1)接待を伴う飲食店(キャバレー、ホストクラブなど)と酒類を提供する飲食店(バー、ナイトクラブなど)には午後10時~翌日午前5時の営業自粛(2)酒類を提供するカラオケ店や居酒屋、ラーメン店、そば屋などには午後10時から翌日午前5時の酒類提供自粛―を求める。期間は7~27日の3週間。10日までを準備期間とし、11~27日の全期間に要請に応じた事業者には札幌市と道が20万円の支援金を出す。

 全道には▽「新北海道スタイル」実践宣言の店舗や施設を選んで利用▽体調が悪い場合は外出を控える▽テレワークの推進と時差出勤のさらなる活用―などを要請。5月に策定した「警戒ステージ3」の対応の目安に掲げていた「感染拡大地域との往来自粛」や「不要不急の外出自粛」は、社会経済活動への影響を重視して要請から外した。

 道は10月28日に警戒ステージを「1」から「2」へ移行したばかり。わずか10日間でさらに1段階引き上げたことについて、鈴木知事は「ステージ2へ移行後も新規感染者の著しい増加が続き、世代間や地域への広がりも見られる。医療提供体制の負荷が急速に増していることを総合的に勘案した」と説明。「私たちに襲いかかっている見えない敵との戦いに、打ち勝っていかなければならない」と強調し、「何としても11月で抑え込んでいくために、道民一人一人がこの戦いに参加していただき、集中した対策を実施していきたい」と理解を求めた。

 秋元市長はススキノで再び営業時間短縮要請などに踏み切ったことに関し、「早く感染を収束させ、ススキノを守っていくための取り組み」と説明した。

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