道社会貢献賞に「天舟」店長の船越さん、調理師育成に尽力

道社会貢献賞に「天舟」店長の船越さん、調理師育成に尽力
表彰状を手にする船越さん

 苫小牧市錦町の飲食店「天ぷらダイニング天舟」店長の船越哲治さん(63)が、調理師功労者として2020年度北海道社会貢献賞を受賞した。道日本料理研究会苫小牧支部長、道全調理師会苫小牧支部幹事長を務め、調理業界の指導や調理技術者の育成に尽力、食生活の向上に貢献した。「各会の会員や店のスタッフ、お客さまあっての受賞。支えてくれた皆さんに感謝したい」と喜びを語る。

 船越さんは若手調理師の育成のため、包丁の手入れの研修会やホッキ貝をテーマにした料理コンクールなどを開催。道や市が主催する生涯学習講座や講習会でも講師を務め、地域住民にプロの調理技術を伝えてきた。「教えるというより、一緒に育ってきた」と活動を振り返る。

 また、同店は「誰もが健康に楽しめる環境を」と、市の受動喫煙防止対策事業の一環である「空気もおいしい施設」、道の健康づくりを支援する認定事業「ほっかいどうヘルスサポートレストラン」の両事業で、登録第1号店の認定を受けている。

 子どもの頃から料理が好きだった船越さんは1980年、勤めていた石油化学関連の企業を退職し、「目の前の人が喜ぶ姿を見たい」と翌年、ホテルニュー王子に入社した。和食部門に配属され同年に調理師免許を取得し、94年に独立して市内日新町で店をオープン。2009年に市内錦町へ移転した。

 地元の食材にこだわり、季節ごとに「旬」を提供し続ける船越さん。「たくさんの人に食を楽しんでもらうため今後もチャレンジし続け、学びを深めていきたい」とさらなる飛躍を目指す。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る