撮影時の逸話語る 自然写真家山本純一さん講演会-市文化団体協議会

撮影時の逸話語る 自然写真家山本純一さん講演会-市文化団体協議会
写真に込めた思いを語る山本さん

 苫小牧市文化団体協議会(小林洋一会長)は5日、市文化会館で札幌市在住の自然写真家、山本純一さんを招いた講演会を開いた。山本さんは今秋撮影したばかりの新作を含め、これまでに撮影した自然風景や野生動物の写真をスクリーンに映しながら、写真に対する思いやこぼれ話などを語った。

 同協議会の創立50周年の記念事業で、市民100人が来場した。講演のテーマは「北海道の原風景と野生動物の息吹」。

 山本さんは道内各所で撮影した樹木や星空、岩礁、流氷などの風景写真や、ヒグマやキタキツネ、エゾフクロウなどの動物写真を1枚ずつスクリーンに投影。各作品に込めた思いを語りながら、天候や風向きなどに左右され、思い描いていた写真が撮れるまで何年もかかったという苦労話や、倒れた木が朽ちていくさまが好きで何度も同じ場所に通って撮影しているといったエピソードを述べた。

 また、中高生時代は苫小牧で過ごし、その頃によく訪れていた樽前山や樽前ガローを今も撮影で訪れていることを語り、「まちの近くに素晴らしい風景がある苫小牧は、自分にとって自慢」と笑顔に。市内で撮影した美しい写真も紹介した。

 終盤は、40歳を過ぎてから写真家になった自分の経験を語り、「好きなことを諦めずにいたら、必ず支えてくれる人がいる。願いはかなうので、絶対に諦めないで」と力を込めた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る