道内で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、北海道神社庁(芦原高穂庁長)は、初詣シーズンを前に独自の感染予防ガイドラインを作成し、加盟する全道607神社に配布した。正月三が日に初詣が集中しないよう、1月中の分散参拝などを呼び掛けているのが特徴。10日には同神社庁幹部が道庁を訪問し、中野祐介副知事に道民への周知を依頼した。
作成したガイドラインの具体的な対応では▽手を清める手水舎(てみずしゃ)のひしゃくの撤去▽さい銭箱の上につるす鈴緒(すずお)の使用禁止▽参拝待ちの行列のソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保▽参拝者のマスクの着用や手指消毒の励行―などを掲げている。
この日は、芦原庁長ら幹部5人が道庁を訪問。ガイドラインの内容は苫小牧市高丘の樽前山神社宮司で、同神社庁の永井承邦副庁長兼事務局長が説明。永井氏は「正月三が日にこだわらず、1月いっぱいを初詣の気持ちで、分散参拝に協力していただきたい」と道民に呼び掛けたほか、「おみくじを引く時などで手指消毒の励行も進めていきたい。初詣を楽しみにされている大勢の方のために、われわれもしっかり予防策を取っていく」と話した。
中野副知事は「独自にガイドラインを作られ、大変ありがたい。道民にこの取り組みを訴え掛けていきたい」と述べた。
















