苫小牧市 在宅医療を市民に周知、リーフレット配布

苫小牧市 在宅医療を市民に周知、リーフレット配布
市ととまこまい医療介護連携センターが作成したリーフレット

 高齢化社会の進展を踏まえ、苫小牧市が在宅医療に関するリーフレットを作成し、市民に配布する取り組みを進めている。シニア層を中心に加齢で通院が困難になったり、自宅で医療を受けたりする際のサービス概要などについて周知するのが狙いだ。市は在宅療養を行う上で訪問による医療や介護サービスなどを上手に活用することが重要としており、積極的な情報発信を進めて理解を深めたい考えだ。

 リーフレットはA4判の三つ折りで両面カラー。とまこまい医療介護連携センターと共同で作成し、1万部を発行した。市内の医療機関、公共施設、介護事業所などで配布している。

 在宅医療は通院が困難な患者に対し、医師や看護師などが自宅や施設に訪問して行う。市は厚生労働省が作成した資料を基にリーフレットを作成。医師が必要と判断した場合に受けられる訪問による診療や看護、薬剤管理のサービスの種類などをイラストを使って分かりやすく解説している。

 同センターによると、在宅高齢者を支援するケアマネジャーや地域包括支援センターの職員、親などを自宅介護している家族からの相談では、自宅療養上の課題などが数多く寄せられている。この中には「在宅で訪問医療を受けながら最期を迎えさせたい」といった要望や、コロナ禍で「入院や施設に入所すると面会が困難。最期をみとりたいがどうしたらいいか」という声もあるという。

 市の担当者は「通院が難しい状況でも在宅医療を選ぶ人は少ない」と分析しており、周知を進めながら潜在化しているニーズを引き出していく考え。また、在宅療養では介護サービスの活用も重要とし、「身近なケアマネジャーや支援センターなどに気軽に連絡を」と呼び掛けている。

 相談はとまこまい医療介護連携センターでも受け付けている。電話は0144(37)0177。

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