オンラインで講演視聴 道認知症の人を支える家族の会 日胆地区ブロック研修会開く-白老

オンラインで講演視聴 道認知症の人を支える家族の会 日胆地区ブロック研修会開く-白老
オンラインで専門家の講演を視聴した日胆ブロック研修会

 北海道認知症の人を支える家族の会日胆地区ブロック研修会が10日、白老町総合保健福祉センターを主会場に開かれた。新型コロナウイルス対策で、胆振日高各地の同会支部メンバーがインターネットのオンライン放送で専門家の講演を視聴した。

 講師は大阪市認知症の人の社会活動推進センター「ゆっくりの部屋」の責任者を務める西川勝さん。「認知症と呼ばれる人が社会で生き生きと暮らし続けるために大切なことを考える」をテーマにした講演を大阪からオンラインで配信した。

 西川さんは、認知症について「その人の人生における一つの課題にしかすぎない」とし、「認知症があっても主体的に社会に関わる活動を、周囲が支援するという形が大事だ」と強調。認知症の当事者が同じ病を持つ人の相談に応じたり、支えたりする同センターのピアサポート活動などについて紹介した。

 白老会場では、白老町認知症の人を支える家族などの会(平野弘会長)の会員や関係者ら10人がオンライン放送を視聴。認知症の人の生きがいや居場所を創出する重要性に理解を深めた。

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