冬の転倒事故に注意を 1~10月の労災428件 苫労基署

冬の転倒事故に注意を 1~10月の労災428件 苫労基署

 苫小牧労働基準監督署は9日、今年1~10月の管内(東胆振1市4町、千歳市)の労働災害発生状況をまとめた。4日以上の休業を伴う労災発生件数(速報値)は前年同期比72件(20・2%)増の428件だった。木材木製品製造業、土石採取業、陸上貨物取扱業などが増加した。昨年3件あった死亡労働災害は発生していない。

 内訳は▽転倒95件▽墜落・転落89件▽無理な動作などによる事故が58件▽はさまれ・巻き込まれ事故が52件―と続いた。

 管内の労働災害で最も多い転倒事故は、特に冬期間に多発する傾向にある。2019年度の転倒事故計139件のうち、12月から翌3月が67件と約半数を占める。

 11月に入り、同署は気温低下による身体活動能力の低下や、日の入りが早まることで凍結路面や足元が見えにくい状態での歩行による転倒のリスクを挙げる。同署は「作業前に危険性の見積もり(リスクアセスメント)など十分な危険低減措置を講じて作業を」と呼び掛けている。

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