厚真と安平でセーフティーコール 安全運転呼び掛け

長い旗の波をつくりのぼりを掲げた参加者=厚真町

 「冬の全国交通安全運動」が始まった13日、厚真、安平それぞれの町内で交通安全運動街頭啓発(セーフティーコール)が行われた。町の職員、交通安全推進委員をはじめ警察、町内会、自治会関係者らが道路沿いで旗を掲げ、ドライバーに安全運転を訴えた。

 厚真町では町職員、町交通安全推進委員会、苫小牧署のほか厚真高校の生徒や企業関係も加わった105人が参加。啓発活動に先立ち、同委員会会長を務める宮坂尚市朗町長が「皆さまの尽力、粘り強い啓発のおかげで大きな事故もなく、(胆振東部地震の)災害復旧工事も順調に進んでいる。決して気を緩めず、町民の命、健康を害することのない取り組みを」と結束を呼び掛けた。

 参加者は苫小牧信用金庫厚真支店横の交差点付近の沿道に並び、携帯電話を使用しながらの運転の防止と飲酒運転撲滅を訴えるのぼりを掲げながら、約30分にわたってデイライト、路面状況に合わせた運転を呼び掛けた。

 安平町ではJR早来駅など早来地区の国道234号沿いの3カ所でセーフティーコールを実施した。このうち早来駅前は約30人が集合。及川秀一郎町長が「皆さま方の笑顔を運転手に向けて安全運転を呼び掛けて」とあいさつした後、全席シートベルト着用やスピードダウンなどを呼び掛ける旗を掲げて安全意識の高揚を訴えた。

 同運動の期間は22日まで。重点項目は▽子供と高齢者をはじめとする歩行者の安全確保▽スリップ事故防止と全席シートベルト着用▽飲酒運転の根絶―となっている。

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