感染急拡大で緊急要望 「効果的対策とは程遠い」 共産党議員団 「Go To」見直しなど5項目

感染急拡大で緊急要望 「効果的対策とは程遠い」 共産党議員団 「Go To」見直しなど5項目
道に緊急要望を行った共産党議員団(窓側)=19日、道庁

 

 道内で新型コロナウイルスの感染が急拡大し、歯止めがかからない事態を憂慮し、道議会の共産党議員団(真下紀子団長)などは19日、道に緊急の要望書を提出した。道では17日に感染が爆発的に増えている札幌市限定で「警戒ステージ4相当」に引き上げる強い措置を打ち出したものの、北海道医師会が「道内は第3波に入った」と指摘する大きな波は収まる気配はない。19日には日別の新規感染者が267人と過去最多を更新。11月に入り7回目の200人超えとなり、共産は「効果的対策とは程遠い従来型の延長と言わざるを得ない」と対策の強化を求めた。

 要望書は党道委員会と共同で提出。(1)検査対象者を大規模・地域集中的に拡大し、検査体制の抜本的強化を図る(2)医療崩壊を防ぐため、陽性者の早期保護・隔離を行う体制強化を早急に行う(3)休業を要請する事業者の営業を守るために、国からの支援を原資とし、道として休業補償のさらなる拡充を行い、家賃支援の継続を国に求める(4)道として生活福祉貸付金の増額や返済免除の拡充を国に求める(5)「Go To トラベル」の見直しを国に求める―の5項目を要望した。

 真下団長は「経済活動と同時に取り組むのは、限界も見えてきた」と指摘。今月7日に「警戒ステージ3」、17日に札幌のみ「ステージ4相当」に引き上げた対策についても「感染拡大の勢いを止める対策としてはあまりに遅く、小規模」と疑問視した。

 中野祐介副知事は5項目の要望について「道民の命、健康、暮らしを守っていく観点から重要な事項だと考えている」との認識を示し、「しっかり受け止め、現下の感染拡大を徹底して抑制を図りたい」と述べた。

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