苫小牧市美術博物館はこのほど、同館研修室で「博物館が伝えるハーバリウム―樹脂封入標本づくり―」を開いた。参加した市民5人が2日間かけ、好きな植物などの標本を作った。
樹脂封入標本は色や形を半永久的に保存でき、教育現場や博物館の展示で活用されている。自宅でも簡単に作れるため、全国で話題になっている。
標本作り教室は2日間にわたって開かれ、講師は苫小牧総合経済高校教諭の吉沼利晃さんと同館学芸員が務めた。参加者は、まず樹脂を流し込んだケースに標本を配置し、次に樹脂を封入して1日置き、硬化させた。その後、やすりを使って研磨。金属磨きで磨いて食器用洗剤で洗い流し、完成させた。
作業の合間には標本収蔵庫を見学したり、標本の意義を学んだりもした。
参加した市内在住の女性は「どんどん透明になっていくのが楽しかった。達成感もありますね」「職場のデスクに飾っておこうかな」と笑顔を見せた。
















